地鎮祭が終わると・・・
いよいよ工事開始です。
よほど良い地盤でない限りは、地盤改良を行うことになります。
この時期は、思ったほど見た目の進みが早くありません。
嬉しくて毎日行かれる方もいるでしょうが、見に行ったとしても掘削して地盤改良の準備をしてと地中のことですからさほど進展があるように見られずです。
地鎮祭時に建物の位置だしがされているようでしたら、隣地境界線から建物が図面通りの位置にあるか確認を行います。立会いをしまして実際の距離感を見てもらいます。
またまだ出ていないようでしたら、地鎮祭後に現場で確認するようにしてください。
といっても確認だけです。ここで位置を変更したいとなると建築確認申請の出し直しということもあります。
その場合は、申請手数料を再度お支払いただかなければいけませんので、ご注意ください。
見積時に使用する図面が工事にそのまま反映されますので、見積前の最終提出されている図面をしっかりチェックされることが施主としての仕事の一つとなります。
やっと完成して見積だ!図面はこれだけ打合せしてきたから大丈夫ということでさらっとしかチェックされないと、あとからしまったということがあるかもしれません。打合せを重ねて図面を作成したとしても、伝えたいニュアンスと違うというところはゼロではないはずです。
見積をその図面で出すということは、その図面ですべて許可するということですので、ここは気を引き締めてみておきたい部分です。
もちろん、現場での変更もできますが、工務店によっては現場での変更は定価というところもありますし、見積時の値引き率を採用してお値打ちに変更工事を行ってもらえる工務店もあります。
このことは、工務店決定の前に聞いておくと変更についても慎重に検討できるのではないでしょうか。