建方時のご祝儀やお礼について
今まで、20件ほど立ち会ってきておりますが、上手にやられているなと思われた方の事例をご紹介します。
建方時に参加される人数は、一般的な住宅規模で10人ちょっとです。その中で、現場にずっと残っていただける方というのは、現場監督さん、大工さん2~3人です。それ以外は、建方時のみ来られる方です。
景気のこともありますし、大盤振る舞いをするわけにもいかないですから、適度に皆さんに喜んでいただけるようにしたいということで、現場にずっと関わっていただける方々には、ご祝儀とビールとおつまみを。建方時のみの方には、ビールとおつまみを渡されていました。
これくらいが、ちょうどよい具合なのではないかなと思っております。
そこで、ご祝儀についてはどれくらいなのかというところですが、お話いただく範囲では現場監督や大工の棟梁などは、1万円~1万5千円、一般の大工さんには5千円~1万円程度で包まれている方が多いようです。
ご祝儀やお礼については強制ではありませんので、それぞれのご判断で行っていただけます。
ただ長く現場にいただく現場監督や大工さんですので、何かしらやられていると話しやすかったり、変更についての相談などもしやすいことがあるのではないかなと思います。
いよいよ、建物の骨組みが完成して、どんどんマイホームのかたちが目に見えて変化していく日々が始まります。
今、既にそのようなタイミングをむかえている方もいらっしゃるでしょう。
現場は、足元や頭上に注意しながら完成を予想して楽しみましょう。
気になる部分は、設計事務所の担当の方や現場監督さん、大工さんに確認してみてください。毎日何かが動いてますので、気になったところを時間が経ってから確認されると費用が発生することもあります。ご注意ください。