仕上げ材料の打合せ
建方を終えると、いよいよ打合せが活発になってきます。
まずは、外壁と屋根、アルミサッシです。
屋根について
瓦・板金・スレートなどがありますが、板金にてオススメすることが多いです。
ご要望があれば、瓦やスレート、その他ご要望に合わせた仕上げで検討します。
下記、板金と同じように検討します。
外壁について
塗装仕上げの場合:色のバリエーションが豊富なため気になる色を数点選んでサンプルを作ってもらいます。
A4程度の大きさのサンプルにて絞り込んでいきます。日向や日影に置いて色の違いを確認。
曇りの日などは、顕著に色の違いが表れるので影で見ると違いがよりよくわかります。
板金仕上げの場合:カタログから色を選びます。
見本は切手より少し大きいくらいなので、こちらもA4くらいの現物で同じ折り方で確認。
サイディングの場合:カタログから色と形を選び、現物サンプルを用意します。
外壁に合わせて塗装する部分がある場合は、外壁決定後に色見本帳にて近い色選びをします。
色を混ぜて作ることもあります。
アルミサッシについて
板金仕上げと同様、メーカーが用意している色の中から選びます。
同じ色でも、メーカーによって若干違いがありますので、イメージに合わない場合は違うのも見てみるとよいでしょう。
木製建具を使う場合は、耐候性に強い木というのが限定されてきます。その限定される木の中からイメージに近いもの、また着色して色を合わせたい場合などは塗装に適した材をご提案となります。
木製建具の性質上、気候や湿気による反り、建具を挟んだ内外の温度差による反りなどが、発生することがあります。風合いはとても良いのですが、扱いはアルミサッシより大変になります。愛着を持って、メンテナンスしながらお付き合いできる方にはオススメです。
決定していく内容としては、建物の外部から決めていき、内部へと移っていきます。
外構部分は、建物の足場が外れないと進みませんので、まずは屋根や外壁の仕上げを決定します。
決定後、やはり変更したいということがあります。
発注前なら変更が可能なこともありますので、すぐご連絡しましょう。
実は決定してすぐ発注していないことがあります。よほど工期に余裕がない現場か、普段利用していないメーカーで納期がわからないとかでない限り、納期を把握しているからです。