現場はちょくちょく見に行きましょう。
地盤改良や基礎の配筋や基礎工事の時は進行具合があまりわかりづらいですが、建方(上棟)後はどんどん進んでいきます。
現場では多くの業者さんが、監督さんの指示のもと工事を進めています。
工事の質は、その監督さんにかかってます。どんな良い工務店さんでも監督さんにより差が出ます。
そして多くの方々が関わることで、図面の読み取り方や工事の進め方などもそれぞれ感覚が違います。
そのズレを補うために現場での打ち合わせや、現場を見てイメージの共有が重要になります。
例えば、固定棚をお願いしますと伝えたとします。
棚下に下地の角材を打って棚板を乗せる人。下地が見えないように壁の中で下地をつくり、棚だけが壁に差し込まれているよう作ってくれる人もいます。
工事が進んでしまっては、こういうイメージの違いを発見するのが遅れて後戻りできなくなり悲しい結果になったとお聞きしたこともあります。
また建売などですと、工事仮定が見えてきません。
雨養生をしておらず、構造材(柱や梁)がずぶ濡れになっているものを見かけたこともあります。乾燥させた木材を使用しているとはいえ、濡れないにこしたことはありません。
できれば工事仮定がわかる物件か工事監理をしてもらえる方と一緒に家づくりをしていただきたいですね。