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丘の家
幹線道路から少し中に入った車通りの穏やかな小高い丘を区画した住宅街。
東西に長く南・東・北の境界に住宅が迫っている密集地。
また西側道路から3.6mも段差がある40坪程度の土地に建っている。
計画にあたり、お施主様からは擁壁の上に建つ住宅でなく
道路面から凛と建つような住宅で、
夫婦それぞれの趣味部屋のある家を望まれていました。
道路から段差で切り離されている土地と建物を結び、
南北に距離のない土地で
どのように陽当たりと庭を確保するのかを検討しました。
道路から玄関へ一直線に向かう階段とその脇にある斜面の庭。
毎日上り下りするには長い階段なので、
脇に庭を設けることで四季を感じられ楽しくなるような斜面の庭にしました。
また、この庭が玄関ポーチからの室内への視線を和らげる役目と
廊下への西日を抑える役目をはたしています。
中庭の上部は2階まで吹き抜け手おり、
2階のLDKと奥様の趣味部屋からも楽しめる庭になっています。
家族が集うLDKは南北の距離がない敷地ということもあり、
陽当たりの良い2階へ上げて、広がりを感じられる勾配天井とし、
空を切り取るハイサイドライトや
隣家を気にしなくていい高さとしている水平窓で解放感を出しています。
奥様の趣味部屋は、リビングで遊ぶ小さなお子さんを見守れるように
庭を挟んでリビングが見られる位置とし、
南側の光が差し込むここちよい部屋になっています。
ご主人の趣味部屋は、秘密基地のようにこもれる部屋になるように、
細長く窓も控えめに設けたスペースとなっています。
シンプルな外観の中に機能性をたくさん持たせ、
内部からも外部からも印象的な風景になる空間とすることができました。
丘の家
type
location
date
size
photo
garden
住宅
愛知県岡崎市
2013.12
114.16m²
APERTOZERO 吉池 輝朗
Landscape 西村 直樹
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