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家づくり 予算配分(土地購入費と建築費)

諸経費の次は、土地購入費についてです。

土地の費用、不動産仲介料、そして契約時には印紙代も必要となります。

銀行で借りる場合はここからローンが発生します。ローンによる手数料も、総予算の中に入れておきたいですね。

大手の銀行ですと、建物完成時にローン決済がおりるということが多く、つなぎ融資が必要になります。

つなぎ融資による手数料は別途必要ですので、そちらもご確認いただくと良いと思います。

今までにご相談された方々の多くは、土地購入後に建物のご相談されてましたが、できれば土地購入段階からご相談に来ていただけますと、土地購入時にすでに建物の検討が始まっており、ローンと家賃とのダブルの出費の期間を極力抑えられます。

(自宅に関しては、仮審査と本審査の期間を利用し住宅の設計の時間をつくり、出費を抑えました。)

建築費は、依頼先によって分かれてきます。大きく分けて3タイプではないでしょうか。

設計事務所に依頼の場合・・・設計料と建物にかかる費用(地盤改良や造り付け家具、外構なども含む)

              設計事務所に依頼されると高いと思われている方も多いかもしれませんが、工務店を選ぶ際

              に、相見積をすることで、営業努力により工事費を抑えて出していただけます。見積金額の差

              が数百万円つくことが多く、差額が設計料にあてられるくらいになることもあります。

              要望を形にし現場の質を保ち、伝えにくいことも代わって伝えてもらえる存在は、頼もしいも

              のではないでしょうか。

              また、始めから工務店さんを一社に絞った見積の仕方もあります。工務店さんとの信頼関係が

              厚く、厳正な見積によりコストを極力抑えてやっていただけることもあります。

              3つのタイプの中でコスト管理については、一番透明度が高いものとなります。

              仕上げの質感や一般的な広さを望まれる方ですと、2500万円くらい~と見込まれるとゆとり

              がでてきます。

              勿論、もっとコストを抑えたいということでしたら、ご要望に合わせたご相談をお受けしてい

              ます。

              材料を上手く利用することで、安価に見えないよう仕上げることや、面積を抑えつつ窓からの

              解放感で狭く感じさせない工夫など、コストを抑えることもできます。

              広さも大事ですが、一番長くいる場所となりますので、どれだけ気持ちよく過ごせるかを重視

              されることをおすすめします。

              建てた方にお聞きすると、家で過ごす時間が長くなったとお話いただきます。

工務店さんに依頼の場合 ・・・建物にかかる費用(地盤改良や造り付け家具、外構なども含む)

               完成までの時間が、設計事務所+工務店での時より短くなることが多いです。

               独自の技術や特色を作ってやられているところも多いです。

               気を付けなければいけないのは、見積金額が適正価格かどうかの判断を自身でしなければな

               らないこと(値引きが大きく記載されていても実際は一般的な価格だったりもします)や、

               間違えている部分や思っているものと違うところが出てきた時に直接伝えなければならない

               こともあります。

               どれだけ工務店さんを、ご自身で管理できるかが重要になります。

ハウジングメーカーに依頼の場合・・・建物にかかる費用(メーカー請求額)+標準装備以外の必要な工事費(延長する配管

                  など)+外構費+地盤改良費+照明・エアコン費用など。

                  完成までの日数が一番短いです。

                  出来上がりが見えているので、想像しやすいという方もいるのでは。

                  別途必要になるものが多いです。全体の費用がいくらになるか確認することと契約前

                  にどんな仕上げか確認することが大事です。足りないものや提示された金額のものか

                  らグレードアップすることが多く、最終的な金額は意外と高くなることもあります。

まずは、ご自身がどのタイプにあてはまるのか確認されるとスムーズです。

家は、3回建てなければ理想の家ができないと言われることもありますが、これは年数が経てば考え方も変わり要望も代わってくることも影響すると思います。

その回数を減らし理想の家に近づけるお手伝いができるのが、設計事務所との家づくりだと考えています。

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